避けるべき(避けたい)状況
次は出来る限り避けたいチャートのパターンについて説明します。チャートを開いた時にこのパターンが出ているようであれば、その日はトレードを見送ったり、明らかな方向性が出るまで気長に待つことをお勧めします。無理にトレードをすれば往復ビンタを食らってしまいます。避けるべき状況はそのほとんどがトレンドが明確に出ていない状況です。
避けるべき(避けたい)状況①
チャートを開いた時にすでにMAを挟んで横這い状態のケースです。横這いになる前から見ていたらトレードし辛いなーと思いながら待っているか、往復ビンタを食らっているかですね。ここで解説しているのは、トレンドを捕まえて押目買い戻り売りをする方法論なので、レンジ相場になると途端に機能しなくなります。
避けるべき(避けたい)状況②
ポンド円のボラティリティは1日1円〜1.2円程です。ただ、年に数回は1日50pip程度の値動きしかしない日があります。これもボラの低下する前から見ていたら、「これから動くかも」と思うはずですが、収束している状態なので待つかその日はトレードを見送るかすべきです。
避けるべき(避けたい)状況③
次は今までとは逆に大きく動いた後の状況です。明らかな値動きがあり、それを取り損ねた場合、きちんと戻るまで待つことです。勝率が高く、リスクリワードが良いトレードは基準MA付近からの押目買い、戻り売りです。
避けるべき(避けたい)状況④
次は予測が難しいので、もし巻き込まれたら運が悪かったと割り切っても良いでしょう。方向性は明確だったのに、いきなり反対方向に強く動くスパイク的な動きです。いつ発生するか予測できないため避けたくても避けられないことが多いです。
避けるべき(避けたい)状況⑤
最後はたまに発生する全戻しです。これはトレンドが継続するならば、全戻しせずに上昇や下落を続けるはずですが、戻ったということは綺麗なトレンドではないということです。押目買い、戻り売りはトレンド相場で行うべきトレードです。全戻しが発生したらレンジを疑い無闇にエントリをしないことです。