トレードの基準を決める
トレードでは上位足から下位足の順番でチャートを分析(環境認識)をして、エントリするまでのシナリオを立てます。ちなみに、エントリする時間足を執行足と呼びます。環境認識をする前提として、自分が行うトレードはどのようなトレンドを取っていきたいのかを決めておく必要があります。私の場合は、15分足のSMA70を基準として、トレンドが発生するという定義をしています。なので、環境認識からシナリオを作る時も15分足のSMA70で確認できるトレンドがあるかを分析していきます。 自分がトレードするトレンドは何を基準としてトレンド、レンジを形成するかのか明確にしておかないと判断がブレます。ちなみにSMAの期間設定は68〜75程度だと結果はほぼ変わりません。
SMA70の弱点
15分足の弱点はものすご明確です。レンジになると、15分足のSMA70はトレードがやりにくくなります。下のチャートを見比べてください。レンジの相場で15分足チャートと5分足チャートを並べています。15分足だと横ばいですが、5分足だとトレードをするタイミングはいくつか見つけられます。15分足はレンジ相場だとトレードしにくいですね。なので15分足を使う場合はレンジをどう対処するかが大切です。レンジの対処の仕方は別記事で紹介します。ここでは「15分足はレンジに弱い」ことを覚えておいてください。