移動平均線(SMA)の特徴
移動平均線は、任意の期間のローソク足の終値を線でつなぎ、ジグザグした値動きのブレを慣らして価格トレンドの方向や強さを見るためのインジケータです。テクニカル分析の中で最もポピュラーで基本的な分析手法です。移動平均線は、計算対象の期間が長くなるほど変動が緩やかになり、価格の変動に対して反応が鈍くなるという特徴があります。RuleBaseTradeでは1h足の期間17の単純移動平均線をトレンド判断の基準(基準MA)として使用します。
移動平均線の役割と活用方法
役割はいくつかありますが、トレードにおいて最も重視しているのはレジスタンスライン、サポートラインとしての役割です。トレンドがはっきり出ている時には移動平均線はレジスタンスライン、サポートラインとしての役割を果たします。また、トレンドの転換時には多くの場合、移動平均線のロールリバーサル(役割転換)が発生します。チャートパターンで説明したIVN波動と合わせてチャートを見ると絶好のエントリチャンスを教えてくれます。
※用語について
ロールリバーサル→役割転換を意味する
サポートがレジスタンスに変わる→サポレジ転換と表現する
レジスタンスがサポートに変わる→レジサポ転換と表現する