理論とインジケーターの用途

理論とインジケーターの用途

具体的な手法を学ぶ前に、理論とインジケータの分類と用途を解説します。重要なポイントは、未来を予測するのに使うべきものと、エントリタイミングを図るものをきっちりとわけて考えることです。用途を意識して学習すると、理解が深まります。下記に表としてまとめましたので参照ください。

 

未来を推測するのは「理論」と「先行指標」

雑談をしていると「これからどう動くと思いますか?」と漠然と聞かれることがあります。そんな時に未来を推測するために使うのが理論と先行指標です。これらを使って、今後上がるとしたら、どの理論が根拠になるかと考えます。個人の意見ではなく、理論と先行指標を使って答えを導くのです。このような漠然とした問いかけをされる方はおそらく、理論やインジケーターの用途がわかっていないことが多いと思います。その結果として、環境認識やシナリオ策定の精度が低下することが考えられます。理解されている方は、「エリオット的にはまだ上昇の余地がありそうですがどう思います?」とか、「レジスタンスを抜けてロールリバーサルも確認できたので次のラインまでいきますかね?」といった感じです。

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