トレンドライン

トレンドライン

トレンドラインは先行インジケータの1つとして分類され、過去の値動きから未来を推測することに使います。トレンドラインは引き方にコツがあります。私も練習中は、同じチャートでも引くたびに微妙に変わってしまうので、1つの工夫として、EMA(18)の頂点を結び、平行移動する、という引き方をしていました。EMAの頂点を結ぶと誰が引いても同じ角度で引けます。また平均に引いているものを並行移動するだけなので、平均からの拡散収束を取っていく際にとても相性がいいです。トレンドラインの引き方に自身がない方は一度試してみると良いでしょう。なお、P波動を視覚化する際には、ローソク足に対してトレンドラインを引くことが多くなるはずです。P波動や連続V波動では、EMAの動きが、値動きに追いついていないことが多いのでEMAの頂点を結ぶとうまく引けません。

 

トレンドラインの活用方法

15m足のトレンドを明確化するために使うので1h足に引くことはあまりなく、15m足のチャートで使用することが多いです(絶対ではないですよ)。トレンドラインはサポートライン、レジスタンスラインとして使用します。2点を結び、3点目の価格がその延長上に存在する場合、綺麗なトレンドが出ていると捉え、そしてサポートあるいはレジストされた場合にエントリ根拠の1つとして活用します。また波動の収束を見る時にも使用します。トレンドラインは裁量の要素が非常に強いので、的確に使えるようになったら技術も向上していると言えます。逆に言えば、トレンドラインを使いこなせていない状況では、まだ訓練が足りないと言えます。

 

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