◾️トレンド転換を捉える標準偏差チャネル

標準偏差(StandardDiviationChanel)チャネルってなんだ?

標準偏差チャネルはMT4にデフォルトで入っているツールです。任意の高値安値を結ぶと自動的にチャネルラインが表示されます。どのような計算式で描画されるかは検索すると出てきますので興味があれば調べて見てください。ここではその使い方について解説します。この使い方は他のサイトでは掲載されていません。私が検証し実際に使っている使い方となります。

結ぶべき高値と安値

チャネルラインを使ったトレード手法は検索するといくつも出てきます。しかし、実際に自分のトレードに活かそうと思うと、チャネルラインをどのような定義でどこに引くかが課題になってきます。どのような相場でも、ブレのないチャネルラインを引ける定義はなかなか作るのが難しいです。標準偏差チャネルは、高値安値の2点を選ぶだけなので、程よく裁量の余地を残しつつ、再現性の高いチャネルラインを引くことができます。そこで、どの高値安値を使うかですが、ズバリ、SMA6875を挟んでの高値安値です。私はSMA70を基準にしています。

トレンド転換時に発生するフェイラーを見ること

標準偏差チャネルはトレンドの転換時に最大の効果を発揮します。値動きには一定の特徴があり、上昇から下落に転じる時には大抵フェイラー(失敗)という動きを見せます。市場参加者の7割程度は値動きはチャネルの中で上下すると考えていると想定します。しかし、いずれ上昇は下落に転じます。その時にチャネルラインを割るところは7割の参加者の見込みが否定された場所です。そして、否定されたチャネルラインへの回帰を試してから、レンジに移る、または次のトレンドへ移行します。チャネルラインはトレンド転換時のトレードに使います。

 

 

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