■GMMA(複合型移動平均線)とは

GMMAとは

GMMAとは、英語で「Guppy Multi Moving Average」の頭文字をとったインジケーターです。発案者の設定では、短期の移動平均線(短期線)6本と長期の移動平均線(長期線)6本を組み合わせたインジケーターです。使われる移動平均線はEMAです。発案者は、オーストラリアのダリル・ガッピー氏(Daryl Guppy)で、インジケータにも名前が入っています。トレンド系インジケータなので、トレンド相場で最大の効力を発揮します。

パラメータ設定

GMMAの開発者の設定では下記の黒文字が期間設定となります。赤文字は私の推奨する追加で表示させた方が良いと考えているEMAとなります。色々なサイトやyoutubeを見ていると、「期間は何がよい!こうでなければだめだ!」と断言している表現をたまに見ます。しかし、このインジケータのコンセプトは長期、短期を束として表現し、拡散/収束を捉えてトレードを行うものなので、多少インジケータの期間を変更しても結果はあまり変わりません。

GMMAの使い方

GMMAはトレンド系のインジケーターです。トレンドが明確な状況でGMMAの長期束に価格が戻ってきたら押し目買い、戻り売りを行います。 GMMAはトレンド系のインジケータなのでトレンドが明確(長期束が拡散している)時は押し目買い/戻り売りを行う際に非常によく機能します。ただし、長期束が横ばいになると途端に機能しなくなります。下記画像の赤い点線部分がその状況です。これらを踏まえてGMMAを使うことが重要です。

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